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2025.10.10
お役立ち情報
【2025年版】本町エリアのオフィス賃料相場と特徴まとめ

本町エリアとは
本町は、大阪市の中央区や西区に広がるエリアで、「大阪のビジネスの中心地」や「オフィスが多く点在するエリア」として知られています。地下鉄御堂筋線、中央線、四つ橋線の3路線が利用可能な本町駅を中心に、オフィスのほか、商業施設や飲食店も多く集まり、人の流れも多いエリアです。
アクセス・交通面
本町駅は非常に利便性が高く、梅田・なんば・心斎橋などの主要エリアへも短時間でアクセスが可能です。また駅前には御堂筋・本町通など主要な大通りも走っているため、電車のみならず、多様なアクセスに便利です。
ビジネスエリアとしての特徴
賃貸オフィスが多く点在するエリアのため、大小様々な企業がオフィスを構えています。特に中央区側ではハイグレードのオフィスも多く、多様なニーズに対応します。
大阪を代表するビジネス拠点として、淀屋橋・北浜と並び、金融の中心地の一角としても認知されています。
また飲食店の数も多く、ランチや接待などビジネス用途に対応できる店がそろっているのも、人気の点です。
そのほかの特徴
オフィスが多く、ビジネスの拠点としての印象が強いですが、近年では「住む街」としての需要も増えています。賃貸物件やマンションもあり、スーパーやドラックストア、カフェなど生活に必要な施設も充実しています。
また「靭公園」など緑を感じられる場所も近く、緑や静けさもあるため、都会の中にも憩いを感じられる点も人気の理由です。
新しい建物も多く、都会的な雰囲気が強いですが、路地を入ると歴史的な建物や昔ながらの商店が残っている地域もあり、落ち着いた雰囲気を感じられます。
エリアの雰囲気
淀屋橋など行政・公共施設や金融機関が集中している近隣のエリアに比べ、本町はオフィスや商業機能のイメージが強いエリアです。高層のオフィスビルが多く目立ちますが、住居など他用途の開発やリニューアルも進んできています。
オフィス選びのポイント
本町駅は複数路線が乗り入れているターミナル駅のため、「どの路線・どの出口」を使うかで徒歩時間・アクセス性が大きく変わる点に注意が必要です。
御堂筋沿いなど通行量・視認性の高いエリアは「ブランド価値」が高く、印象も良いため来客の多い企業様にもおすすめです。
一方、靱本町など本町の西側は、比較的落ち着いておりコスト・環境のバランスが良い物件も多く点在しています。
最新のオフィスビルには、省エネ設計・免震構造・共用ラウンジや会議室などの付帯設備が充実してきています。
本町エリアは利便性抜群の立地に加え、企業集積が進み、スタートアップから大企業まで幅広い業種のオフィスが立ち並びます。選択肢が多いからこそ、将来的な従業員満足度や企業ブランディングなど、重視すべきポイントを押さえておくことが必要です。
本町エリアの賃料相場
| 本町エリア(2025年 7-9月) | 賃料相場 | 前期比 |
| 2000年以降竣工
基準階 400坪以上 |
31,877 円/坪 | 前期比 -31円 |
| 1999年以前竣工
基準階 400坪以上 |
17,923 円/坪 | 前期比 +579円 |
| 2000年以降竣工
基準階 250~400坪未満 |
28,250 円/坪 | 前期比 +1,946円 |
| 1999年以前竣工
基準階 250~400坪未満 |
15,615 円/坪 | 前期比 -143円 |
| 2000年以降竣工
基準階 100~250坪未満 |
22,873 円/坪 | 前期比 -201円 |
| 1999年以前竣工
基準階 100~250坪未満 |
13,554 円/坪 | 前期比 +155円 |
まとめ
大阪・本町エリアは「ビジネスの中心地」でありながら、近年は住みやすい街としても注目され、進化を続けています。
オフィスを選ぶ際は、「コスト」だけでなく「社員の働きやすさ」「企業イメージ」「将来の成長余地」をトータルで見て判断することが大切です。
執筆者
R.A
2022年入社。未経験からWEBチームに加わって4年目になります。オフィスや働く環境について学びながら、皆さまに役立つ情報を発信しています。